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日本薬品工業について
ケミファグループの一員として
当社はジェネリック医薬品の製造販売メーカーです。先発医薬品メーカーである日本ケミファ株式会社のグループの一員としての利点を生かし、ユーザーの要望に応えることができるような安全管理と品質保証体制を目指しています。
また、製造業者としても、本社・国内工場だけではなく、今後は海外生産拠点であるベトナム工場とも密に連携を図り、品質情報等提供などの迅速対応を心掛けてまいります。
製造部門について
【茨城工場】
茨城工場は茨城県南部の緑豊かな環境の中で、1975年に操業を開始しました。当工場では医療用医薬品や健康補助食品の受託製造を行っています。特に小規模スケールの固形製剤を得意としており、多品種生産にも対応できるシステムが採られています。
また、当工場内に研究開発部門を併置することで、医薬品ライフサイクルを意識した製品情報のフィードバックに役立てていることが大きな強みです。
成田国際空港にも程近く、近年では周辺の交通網も整備され、より一層利便性の高い工場となりました。
【つくば工場】
つくば工場は茨城県西部に位置し、水と緑の公園工場として1977年に操業を開始しました。約9万㎡の広大な敷地の中で、先発医薬品企業としてのノウハウを取り入れたジェネリック医薬品の製造を行うほか、品質保証の国際標準規格であるISO13485の認証取得による体外診断用医薬品の製造を行い、高品質な製品づくりに励んでいます。
また、2014年にはジェネリック医薬品の需要拡大に備え、医薬品工場としてはあまり例のない、圧空装置や精製水装置などのユーティリティーも組み入れた全面免震構造の製造棟を増設し、生産体制を整えました。現在も追加の設備投資を積極的に行い、生産能力を引き上げています。
【NIPPON CHEMIPHAR VIETNAM CO., LTD.】
NIPPON CHEMIPHAR VIETNAM CO.,LTD.は当社の100%出資会社として、2015年3月ベトナム南部のビンズン省ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP1)に設立されました。
同社は、2017年3月に日本ケミファグループ初の海外生産拠点となる工場を竣工後、2018年12月より日本に向けた医薬品の出荷を開始し、順次品目を増やしています。
当工場は、両国のGMPやPICS/GMPに対応しており、茨城工場、つくば工場がそれぞれ持つ生産技術を移管することで、高品質の医薬品を製造する体制が整っています。将来は日本市場だけでなく、ベトナム国内、周辺のASEAN諸国への製品供給も行ってまいります。
当社製造部門では、さらなる進化を求め、技術部門と生産部門、品質部門が薬剤特性や生産技術などについて活発な意見交換を行っています。
タイプの異なる茨城工場とつくば工場に加え、ベトナム工場からも安心の日本品質をお届けできるよう、今後も積極的な設備投資により、生産能力を引き上げてまいります。